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晩秋隋道

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秋深まる山 秋を惜しげもなく里へ振りまき原色に彩られる街
緑色の絵具に何色を加えても季節の彩りの変化は描ききれないよ。
なぜならそれが季節の魔法だから。

そういうわけで(どういうわけだ?)
お久ぶりにぬかびら源泉峡の方へ行ってきた。
知り合った人が面白いもののある場所を知っているとかで。。。

真横



旧国鉄士幌線、それも糠平ダムができる前の旧線はどのようになっていたのだろう?
元小屋ダム近くの勇川橋梁(1936年:4m)から泉翠橋脇の第三音更川橋梁。(1936年:71m)
鱒見トンネル裏手に隠れる川を渡らない第二音更川橋梁。(1936年:73m)
鱒見トンネルを抜けて左側眼下に望む第四音更川橋梁。(1936年91m)
そしてダム建設以前には、渓谷を抜けて現在の対岸近くにあったという旧糠平温泉街の旧糠平駅に停車。
そこからタウシュベツ川橋梁(1937年:130m)を渡り、第五(1938年:109m)・第六(1938年:96m)音更川橋梁および十三の沢橋梁(1938年:58m)を経て十勝三股へ向かっていった。

カメラのレンズの歪みかと思えるほど緩やか



付け替え後、第二音更川橋梁からタウシュベツ川橋梁までの旧線区間は、ひっそりと歴史の中に埋もれることになりました。
特に第四からダムに至る路盤は、たぶんダム建設の際にかなり形を失ってしまったのか跡を追ってみても怪しくなってくる。。。
クマさんも待ってそうな場所だし。

上士幌観光協会編纂による「東大雪アーチ橋ガイドマップ」においても途中から切り離された旧線は、ぶつ切りに表記されているため、初めて見たときは複線と勝手に思っていました。

どうやらそこには、トンネルが存在していたらしい。

「ダムができる前の山間を入ってたわけじゃないの?」カエル

そんなわけで事実をこの目で確かめようと行ってみることに。。。

右側全体



わき道から自分の車じゃ絶対に入れないような道を進むとダム前を横切る鋼鉄のアーチ橋が見えてきた。
橋の塗り替えか何かの工事らしく、橋はネットで覆われていて、その真下も工事に伴い「進入禁止」のロープが張ってある。
せっかくきたので車を降りて、トンネルがあるという場所へ。
意外とダムの方向から反れたほうへ進む─

開けた場所のその先に


コンクリートの欠片が目に入り始めた、とその先にトンネルが見えた。
そういわれて見ると今たっている場所も軌道のような感じがした。
夏場だと緑に覆われて見つけることはできないだろうね。
わぉ!トンネル!


秋の深まりが隠しようもないこの場所。
静かにトンネルは存在していた。
前面はふさがれて小さな鉄の扉が付いている。
開いているようなので様子を伺うと、奥行きは1mほどで、再び厚いコンクリートの壁があった。
向こう側はダム湖だし。。。
トンネル前の秋の泉


紅葉に飾られたトンネルは、それはそれは美しいものでした。
少しまた、ロマンに一歩近づけた気がした。

※本当に旧線のトンネルかは、確認できていません。もしかしたらダム工事の際の何かかもしれないけど。
あたりは工事に伴う箇所とダム関係の施設で立入禁止場所があり、クマの登場もありえるため注意が必要です。

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ねこん

こんにちは 『ねこん』です。
『時の忘れ形見』を探してあちこちドライブしています。どうぞよろしく。

上士幌は心の埋蔵遺産がたくさんあります。
「幻の橋」や地球創生を思わせる温泉など…
ここでは、町のシンボルでもある『タウシュベツ橋梁』だけではなく、上士幌町のちょっとしたことを見つめていきます。 

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