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本作と同主題、同構図の作品がオッテルローの国立クレラー=ミュラー美術館に所蔵されている

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 当時、風車の付いた粉挽き小屋とダンスホールが備わった建物であった画面中央に配されるムーラン・ド・ラ・ギャレットの左側には数名の人が屯しており、その他にはやや離れた所に2名の人物の歩く姿が描き込まれている。この時代のモンマルトルは都市開発の真っ只中にあり、本作で表現されるやや退廃的で重々しく、荒涼とした雰囲気や、質素で貧困的印象は都会的な一面と田舎的な一面が混在した当時のモンマルトルの実態をよく示している。

 なおゴッホはムーラン・ド・ラ・ギャレットを始めとしたモンマルトルの風景を画題とした作品を数点残しており、本作と同主題、同構図の作品がオッテルローの国立クレラー=ミュラー美術館に所蔵されている。

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