ヒグマの糞とハエ

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別に気がふれた訳じゃないけど、この間 「ヒグマの糞だけから発生すると云われるハエのオブジェ」 を作っていた。

ほぼ出来上がった頃、集荷に来た宅急便のお兄ちゃんが 黒曜石のヒグマの糞を見て、 「ヒグマの糞ってもう少しベタ~してないかい? やり直しだな・・・」 などとコメントしてくれたのだ。

このお兄ちゃんの趣味は渓流釣り、時々ヒグマの糞を見ているらしく言動は自信に満ちていた。
が、彼が見ていたのは時間の経過によって重力と水分の蒸発でつぶれた糞なのだ
「ヒグマの生々しいウンコは絶対にこんもりとしている!」 と反論したが議論はかみ合わなかった。
べた~としているか、こんもりしているか は別としても 「糞の柔らかさは今一表現できていないなぁ~」 と反省している。

まぁそれはそれとして、今回の場合はとりあえず糞に彫った 「3匹のハエ」 が重要なのだ!

実は7月24日~31日まで、我が町では 「ひがし大雪むし・むしWEEK」 というイベントをやっていてオープニングは 「養老孟司氏のむし・ひと講座」 、この1週間は昆虫採取とかいろんなことをやって、最終日には地元帯広畜産大学の 「岩佐光啓氏の環境と昆虫」 のはなしで締めくくるというユニークな企画。

この企画の事務局をしている I さんから、講師へのプレゼントの品を作って欲しいと頼まれ、悩んだあげく養老氏には カシワクチブトゾウムシ 、 岩佐氏には キバネクロバエ とお二人が最も好きな虫を黒曜石に彫ることにした。

ちなみにボクの好きな虫はオニグモとクロアゲハとミミズで、これらの虫の彫刻は経験済だけど、5㎜程の極小のゾウムシとハエは未体験だった。

それでも、このユニークな企画に共感し、Iさんの奮闘にも心動かされ作った。




養老さんにはこれ

カシワの葉とゾウムシ






岩佐さんには これの予定

キバネクロバエ


受け取るお二人にとっては迷惑だろうなぁ~と思いつつ・・・作った。


むし・むしWEEKの詳しい情報はこちらでご覧下さい。

荒ぶるカムイ

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黒曜石の原石を手にした時、身震いすることがある。
この石はそんな石だった

荒ぶるカムイ1

どう見ても ゛シマフクロウ ゛ しかも 「怒っている」

身勝手な性格ゆえか、心がそう思わせたのか定かではないが・・・ボクにはそう見えた。


作業台に置いた原石としばし無言の対話、この段階でイメージが鮮明にならないと制作できない。
石は削ってしまったら元に戻すことができないので、大事な時間なのだ。
見つめていて、どう削るか決められない時は作業には入らないのだが、今回は一気に荒削りの作業に突入。




だいぶ形になってきたので、あらためて見直してみる。

ウム・どうなることやら・・・・

荒ぶるカムイ2






こげ茶色の原石なので、瞳は漆黒の黒曜石をはめ込むことにした。
直径5mm厚さ1㎜のコンタクトレンズ並、難しい作業だけど「目は口ほどにモノを言う」ので真剣そのもの。

荒ぶるカムイ3





自然が作り上げた原石の形状そのまま、心の有り様そのまま、少しだけ削らせてもらい「シマフクロウ」が出来上がった。

作品名 「荒ぶるカムイ」

荒ぶるカムイ4


完成を祝い、下から目線で睨みつけるカムイ と飲み明かした北の石器人でした。



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かみしほろん

プロフィール

黒曜石の鏡に映る太陽

北の石器人

黒曜石(十勝石)の魅力にとりつかれ、原産地・上士幌町に移り住んで20数年・・・
日々、石にまみれて生きている1万年遅れの石器人です。

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男性

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