ストーンナイフ

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友人の木彫師 氏から、 白樺の瘤(こぶ) で作った美しい器をいただいたことがあります。
白樺は成長がはやいので木質は柔らかいのですが、瘤は硬く独特の木目模様を持っていて、10年経った今でも器は美しい色光を放っています。

フィンランドでは、この白樺の瘤で作られたKUKSA(ククサ)と呼ばれるマグカップを 「幸せを呼ぶカップ」 として、親から子に、恋人にプレゼントする風習があるそうです。

スカンジナビア半島の北部に暮す遊牧民 サーミ族 が、ナイフの柄にこの白樺の瘤を使っていることを資料でみたことがあります。
刃は金属でしたが柄はとても美しい白樺の瘤でした。
遠い昔サーミ族の祖先も、ストーン・ナイフの柄にはきっと白樺の瘤を使っていただろうと想像しました。

ボクも黒曜石のナイフの柄を白樺の瘤で作ってみたいと思っていましたが、容易に手に入るものではなく諦めかけていました。

それが先月、工房の屋根と壁のメンテナンスのために壁に付けていた看板を外していたら、その一枚が・・・な・なんと白樺の瘤の板ではありませんか!

なんという幸運 

「探すのをやめた時、見つかることもよくある話」 って本当ですね


そんな訳で、無我夢中で 白樺の瘤の柄のナイフ を作りました。

ストーン・ナイフ

ウッドオイルで仕上げたら美しい木目が浮かび上がりました。


今宵は完成祝いに一杯飲みながら鼻歌唄っています。
曲はもちろん 陽水の 「夢の中に」 ・・・です。

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かみしほろん

プロフィール

黒曜石の鏡に映る太陽

北の石器人

黒曜石(十勝石)の魅力にとりつかれ、原産地・上士幌町に移り住んで20数年・・・
日々、石にまみれて生きている1万年遅れの石器人です。

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男性

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