理由。
テーマ:雑談
2009年07月02日 01時59分
元々ホームページの1つのカテゴリーだった「温泉」を、何故かそこだけ取り出してブログに書くようになってしばらく経ちました。
あちらのブログは1日に2000pvを超えることも珍しくありません。
日本人は本当に温泉が好きなのだな~と、解析を見て実感しています。
はじめは一般的な温泉ガイドのような、今読み直すと恥ずかしい温泉紹介を書いてました。
温泉についてはそんなに詳しくなかったので、書ける範囲でさらりと^^;
でも、とても印象的な場面を目にして、大きく方向転換することになりました。
市内には「G楽湯」という、スーパー銭湯型の温泉っぽい施設があります。
週末ともなると広い駐車場はほぼ満杯で、大盛況。
露天風呂だけが循環ろ過塩素殺菌の温泉で、源泉は濃い食塩泉なのに1時間入っても全く体が暖まらないひどいものなのですが・・・おっと、話がそれました
内湯は真湯(ただのお湯)です。
ある日そこに入っていたときの話。
入浴客が非常に多いため、内湯はかなり汚れていました。
いくら循環ろ過していても、人から出る皮脂などは全部きれいにろ過できるわけではなく、変にトロトロしたお湯になっていました。
塩素臭もひどいもので、私はそこには1分も入れず・・まるで罰ゲームのよう。
その時、目の前にいたお父さんが、3-4歳くらいの息子さんにこう言ったのです。
「あぁ、温泉って気持ちいいねぇ~」
この言葉の恐ろしさは、私よりも直接温泉に関わっていらっしゃるサンコさんやせんべぇさんの方がよくお分かりだと思います。
瞬時にいろんな感情が頭を巡りました。
脱衣所に分析書とお湯の使い方のパネルがある(内湯は温泉ではないとはっきり書かれている)のに、全く見てないのか
これだけ酷いお湯なのに、お湯の質を感じる感覚はこんなにも廃れているのか
こんなお湯でも「気持ちいい」と感じるほど、札幌の人間は疲れているのか・・
そして、この子供はこんなお湯が「温泉」だという認識を持って大人になるのだろうか。
3,4日も連続で沸かし直して家族で入った家庭のお風呂と同じか、それ以上に悪いただのお湯です。
酷い。そしてあまりにも惨い。
そして、そんなのと大差ないお湯の「温泉」に、札幌の人たちは大挙して訪れます。
週末なら駐車場には警備員がいて、駐車場に入るための車の列ができているくらい。
何十人、何百人と入ったお湯が「きれい」で「体も癒される」と本気で思っているのだろうか?
ネット界の隅っこで細々とブログを書いていた私でも、危機感を感じる光景でした。
多分、松田教授ならもっと衝撃的な場面として見たかもしれません^^;
これはブログの記事の書き方を、もっと変えなければいけない。そう思いました。
それまでよりもさらに踏み込んで正しい情報を書かなければ・・。
そう思いつつも、その時の自分はあまりにも無知なのを痛感しました。
「体が暖まる」のは単にお湯が熱いからか、温泉の成分によるものなのか
「気持ちが良い」って具体的に何が気持ちいいのか
「いい香り」って具体的にどんな香りなのか
分析書に書かれている泉質を、実際に入って感じられるのか
お湯の温度は何度くらいなのか
とにかく、具体的なことを書きたくても何も書けなかったのです。
この点で先を行っている方々は、分析書がなくても泉質の予想ができたり、
温泉関連(主に地質学関連)のデータからの正確な数値(温度・pH・成分値など)を掲載したり、
お湯の香りの表現、浴感の表現、色の表現、味の表現などもしっかりしていて、
温泉の歴史などにも詳しいのです。
一方、「温泉好き」でありながらあまりにも温泉について語れないとは・・
とにかく自分の勉強不足と経験のなさを痛感しました。
その当時で既に100件と少しの温泉に行っていましたが、ただ車で走って入ってるだけだったのです。
もっと知識があって、意味のある浸かり方をしていれば、その100件も無駄にならずに済んだのですが
それに気付くのが遅かった。
その時から温泉学についての本を読み始め、具体的な情報を得ると同時に、
その情報を頭に入れつつ温泉に浸かり、考えるように。
同時に温泉リストも充実させて、揃えるようになりました。
正直、未だに知識も経験も全然不足しています。
私が少し進む間に周りの諸先輩たちも進むので、距離が縮まらないのです(笑)
特に経験の差はどんなに頑張っても埋められるものではありません。
それでも、以前よりもずっと楽しく、新鮮な気持ちはそのままで温泉巡りを楽しんでいます。
食品なら、買う前にパッケージに産地などが表示されていてチェックすることができます。
でも温泉は、お金を払い脱衣所に入るまで、どんなお湯なのか分かりません。
「産地直送」「無農薬」のお湯なのか、「使いまわし」「薬品たっぷり」のお湯なのか、
元々どれくらいの「生産量」があって、どんな人が(温泉を正しく知る人が)管理しているのか、
食べるものと同じように、私たちの健康にプラスにもなればマイナスにもなるものなのに、
利用者に事前の情報提供が全くなされていないというのが温泉の現状です。
私の文章力に限界があるのは確かですが、書くからには可能な限り正確な情報を書き、
それが少しでも、温泉に行く前の参考になるなら嬉しいと思っています。
好きなものですから、もっと良く知りたいですしね。
あくまで趣味ですのでできることは限られていますが、素人なりに努力はするつもりです。
あちらのブログは1日に2000pvを超えることも珍しくありません。
日本人は本当に温泉が好きなのだな~と、解析を見て実感しています。
はじめは一般的な温泉ガイドのような、今読み直すと恥ずかしい温泉紹介を書いてました。
温泉についてはそんなに詳しくなかったので、書ける範囲でさらりと^^;
でも、とても印象的な場面を目にして、大きく方向転換することになりました。
市内には「G楽湯」という、スーパー銭湯型の温泉っぽい施設があります。
週末ともなると広い駐車場はほぼ満杯で、大盛況。
露天風呂だけが循環ろ過塩素殺菌の温泉で、源泉は濃い食塩泉なのに1時間入っても全く体が暖まらないひどいものなのですが・・・おっと、話がそれました
内湯は真湯(ただのお湯)です。
ある日そこに入っていたときの話。
入浴客が非常に多いため、内湯はかなり汚れていました。
いくら循環ろ過していても、人から出る皮脂などは全部きれいにろ過できるわけではなく、変にトロトロしたお湯になっていました。
塩素臭もひどいもので、私はそこには1分も入れず・・まるで罰ゲームのよう。
その時、目の前にいたお父さんが、3-4歳くらいの息子さんにこう言ったのです。
「あぁ、温泉って気持ちいいねぇ~」
この言葉の恐ろしさは、私よりも直接温泉に関わっていらっしゃるサンコさんやせんべぇさんの方がよくお分かりだと思います。
瞬時にいろんな感情が頭を巡りました。
脱衣所に分析書とお湯の使い方のパネルがある(内湯は温泉ではないとはっきり書かれている)のに、全く見てないのか
これだけ酷いお湯なのに、お湯の質を感じる感覚はこんなにも廃れているのか
こんなお湯でも「気持ちいい」と感じるほど、札幌の人間は疲れているのか・・
そして、この子供はこんなお湯が「温泉」だという認識を持って大人になるのだろうか。
3,4日も連続で沸かし直して家族で入った家庭のお風呂と同じか、それ以上に悪いただのお湯です。
酷い。そしてあまりにも惨い。
そして、そんなのと大差ないお湯の「温泉」に、札幌の人たちは大挙して訪れます。
週末なら駐車場には警備員がいて、駐車場に入るための車の列ができているくらい。
何十人、何百人と入ったお湯が「きれい」で「体も癒される」と本気で思っているのだろうか?
ネット界の隅っこで細々とブログを書いていた私でも、危機感を感じる光景でした。
多分、松田教授ならもっと衝撃的な場面として見たかもしれません^^;
これはブログの記事の書き方を、もっと変えなければいけない。そう思いました。
それまでよりもさらに踏み込んで正しい情報を書かなければ・・。
そう思いつつも、その時の自分はあまりにも無知なのを痛感しました。
「体が暖まる」のは単にお湯が熱いからか、温泉の成分によるものなのか
「気持ちが良い」って具体的に何が気持ちいいのか
「いい香り」って具体的にどんな香りなのか
分析書に書かれている泉質を、実際に入って感じられるのか
お湯の温度は何度くらいなのか
とにかく、具体的なことを書きたくても何も書けなかったのです。
この点で先を行っている方々は、分析書がなくても泉質の予想ができたり、
温泉関連(主に地質学関連)のデータからの正確な数値(温度・pH・成分値など)を掲載したり、
お湯の香りの表現、浴感の表現、色の表現、味の表現などもしっかりしていて、
温泉の歴史などにも詳しいのです。
一方、「温泉好き」でありながらあまりにも温泉について語れないとは・・
とにかく自分の勉強不足と経験のなさを痛感しました。
その当時で既に100件と少しの温泉に行っていましたが、ただ車で走って入ってるだけだったのです。
もっと知識があって、意味のある浸かり方をしていれば、その100件も無駄にならずに済んだのですが
それに気付くのが遅かった。
その時から温泉学についての本を読み始め、具体的な情報を得ると同時に、
その情報を頭に入れつつ温泉に浸かり、考えるように。
同時に温泉リストも充実させて、揃えるようになりました。
正直、未だに知識も経験も全然不足しています。
私が少し進む間に周りの諸先輩たちも進むので、距離が縮まらないのです(笑)
特に経験の差はどんなに頑張っても埋められるものではありません。
それでも、以前よりもずっと楽しく、新鮮な気持ちはそのままで温泉巡りを楽しんでいます。
食品なら、買う前にパッケージに産地などが表示されていてチェックすることができます。
でも温泉は、お金を払い脱衣所に入るまで、どんなお湯なのか分かりません。
「産地直送」「無農薬」のお湯なのか、「使いまわし」「薬品たっぷり」のお湯なのか、
元々どれくらいの「生産量」があって、どんな人が(温泉を正しく知る人が)管理しているのか、
食べるものと同じように、私たちの健康にプラスにもなればマイナスにもなるものなのに、
利用者に事前の情報提供が全くなされていないというのが温泉の現状です。
私の文章力に限界があるのは確かですが、書くからには可能な限り正確な情報を書き、
それが少しでも、温泉に行く前の参考になるなら嬉しいと思っています。
好きなものですから、もっと良く知りたいですしね。
あくまで趣味ですのでできることは限られていますが、素人なりに努力はするつもりです。


