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田舎のCafU+E9 2

テーマ:旅行
さて、この文章を書いている時点で暦は7月も半ばとなっており、
季節は夏の盛りを迎えようとしているが、
話は前回に引き続いて5月の連休だったりする。
場所は岩見沢市から石狩川を渡っての国道275号線、
樺戸郡月形町市街地付近となる。

目的地はここからさらに北上した町になるが、
ここ、月形町にも知人の営むCafeがある。
その知人は8歳年上で、
滝川市に生まれて東京で調理師としての修業をしてきた方である。
最初は故郷の滝川市で店を出した。
当時高校生だった自分は、その方の人柄にすっかり魅了された。
その後、紆余曲折あってその方は月形町に移住。
農家の納屋を自らの手で改装し、
「萱葺き屋根のレストラン」として営業を始める。
彼は月形町を第二の故郷と定め、その地に根を下ろし、様々な活動を開始した。

音楽好きだった彼はライブを特等席で楽しみたいからとの理由で、
月形の若者たちと共に、
自分たちの手でアマチュアバンドのライブイベントを開催する。
自治体からの協力も、イベント会社からの手助けも無く、
自分たちの手で、会場確保、ステージ設営、出場者募集、広報、チケット販売、
そして開催当日の会場運営から終焉後の撤収、後日の残務処理まで、
全てを彼と彼に共感した若者たちの手で行われた。

大成功で幕を下ろした第一回手作りライブ。
このライブはその後、20年の長きにわたり、
時にはプロミュージシャンのゲストを招くほどの規模となって続けられた。

これは彼の活躍のほんの一例。
何でも自分の手でやりたい。
何でも楽しんでやりたいという彼の人生のほんの一部である。

彼はその後、限界が来た萱葺き屋根の店を、やはり自分の手で建替えた。
当時としては数少ないドーム建築である。
三角形のパネル構造を組み合わせた、柱の無い、
いわゆるフラードームと呼ばれる建築物だ。
当時道内ではほぼ前例のない建築を、
彼は自分の手で設計、書類申請から認可、
建築はもちろん竣工後の検査クリアまでを自分の手で行った。
もちろん、一人で出来るわけではない。
彼の人柄に魅かれた友人知人、沢山の人の協力のもとに完成の日を見た。

熱い血を持った人。
彼も今は、いくつもの波を乗り越えて歳を取り、一人身となった。
店も規模を縮小して、一人で切り盛りできる程良い大きさの店にして、
静かに客の訪れを待っている。

そんな、年上の知人の店を横目に、R275の北上を続ける。
この日の目的の店は、残念ながら、ここじゃない。
連休ドライブはまだまだ、北を目指す。


HN:700c
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